【就職・転職】失敗しない職業の決め方

 

数え切れないほどある職種から、皆さんはどうやってその職業に出会い、働くことに決めたのか。
どれくらいの人が将来の夢、就きたい職があり、その職に就いたのか。

現在の仕事に満足できていない私は、最近よくこのようなことを考えます。

職業を決める上で、私が一番大切だと思うのは、
考える、調べること
だと思います。

単純で当たり前の事ですが、この作業を怠ってしまっている人も多いのではないでしょうか?
逆にこの作業を行うことでより良い職業への選択へつながると思います。

この記事が、私のように現在の仕事に満足できていない方や、就職活動中の方、転職活動中の方へのちょっとした手がかりになったら嬉しいです。

 

自己紹介
国立病院に4年間、病棟看護師として勤務。
その後、老健施設に転職。
看護師という、自分にとってストレスだらけの職業から、生活をちょっと心地よくしたいと転職を目指して、現在Web制作やブログを勉強中です!

 

将来の夢

さっそくですが、皆さんには将来の夢、就きたい職業はありますか?

もしも、夢や就きたい職業が既に決まっている方はこの記事は読み進めずに、自分の夢へと進んでください!

私の様に、現在の仕事に悩んでいる、どのような仕事に就いたらいいかわからないと悩んでいる方はぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

注意!
この記事は具体的な職業名の提案ではなく、職業を決める上での考え方を提示した記事になります。

 

10人に1人が子どもの頃に憧れた職に就いている!しかし…

あるアンケートによると子どもの頃に夢見た職業についた人は6%、もうすぐ就けそうな人が4%で合わせて10%。
つまり10人に1人が夢見た職業についている様です。

しかし…
憧れの職業についても約80%の人がギャップを感じている様です。

参考サイト: https://mainichi.doda.jp/article/2018/10/01/415.html

 

就職後のギャップこそがストレスの原因

働いていいて、
楽しくない…辛い…やめたい…
そうなる原因はなんでしょうか?

私が考える仕事でのストレスの一因として前述した
『自分の想像とのギャップ』
があるのではないかと思います。

このストレスは、就職したての頃、社会人になりたての頃が一番大きいと思います。

 

仕事とストレス

新社会人にストレスはつきもの!?

どの様な職業、職場でも社会人1年目は多少精神的に疲れてしまうものではないかと思います。

単純に、生活環境が変わったり、人間関係も変わり、何より新しいことをたくさん、たくさん学ぶ必要があるため、体力的にも精神的にも疲労し大変だと思います。

社会人とは、お金を稼ぐとは大変だなと感じる方も多いと思います。

では、この新社会人としてのストレスを乗り越えた時、長い人生の中で自分がストレスに苦しまずに働ける・生活できる職に就いておきたい。

私はそのように考えました。

 

なんのために働くのか

私が最初に考えたことは、なんのために働くのかということでした。

考えた結果…
自分の好きなことをより楽しむ、好きな人たちと素敵な時間を過ごす、美味しいものを食べる。
自分を育てるために母が借りてくれたお金を返して、母へ自由にお金を使ってもらい親孝行をしたい!
私はそのために働きたいと思いました。

心が疲れてしまうと、何もかもうまくいかなくなるし、なんのために生きているのか、仕事をするために生きているのか…
と、謎の負の連鎖にハマってしまうことがありますよね?

そうならないためにも、まずはなぜ働くのかを自分なりに考えてみるといいと思います。

 

失敗しない職業の決め方

ズバリ結論から言うと

苦手・不得意なこと<苦手や不得意ではない(好きな)こと

だと思います。

苦手より好きが多い。というよりは、苦手より普通にできることが多い。というように捉えていただきたいと思います。

社会人として苦手の克服やできることが増えることは非常に有意義で大切なことは皆さんご存知だと思います。

しかし、自分の心を元気に保つためには、この苦手なことの比重をよく考えることが必要です。

自分の事、仕事の事をよく考えないまま就職してしまうと、理想とのギャップ、自分の性格とのギャップをストレスに感じてしまいます。

自分と向き合い、じっくり考えて見ましょう。

私の就職までの経緯

その前に、私の就職までの経緯を説明させていただきます。
重要な内容ではないので、必要ない方はスキップしてください!

・地元の高校へ入学
→偏差値50もないような学校で、受験においても入学後も勉強に追われる生活はしなくていいかなぁと…
また家からかなり近かった!

・文理選択で理系を選択
→英語より数学が好きかな…っと。

・3年生になるときに看護系を目指すクラスへ
進学率を上げるため無駄な勉強をしない様にという魂胆だったのか、なぜか私たちの学年が3年生になる際に新しく看護系を目指すクラスと言うものができました。
理系の特進クラスに行くとクラスに女子5人程、看護系のクラスに行くと逆に男子5人程、友達が少なかった私は部活の友達が多く選択していた看護クラスを選択しました。

・病院付属の看護学校へ入学し付属の病院へ就職
→看護学校の登校初日に感じた違和感と自分には無理なのでは…と言う予想通り、ストレス満載の看護学校生活を送り、就職のことをしっかりと考えないまま、周りの流れに乗って一番楽な就職方法を選択。

と言う流れになります。

なぜこのような流れを説明したかと言うと、
私は、人手不足の看護職で大変な思いをせずに就職しているため、現在の就職活動の大変さを知らない…
また、将来のことや看護師という仕事について深く考えず就職し、大変な思いをしたことを伝えたかったからです。

 

自己分析と職業のリサーチ

それでは本題の苦手・不得意なこと<苦手や不得意ではない(好きな)ことについて考えていきます。

ポイント1

1.自分が興味がある職業の仕事内容をリストアップする
・興味がある職業名+仕事内容などで検索
・職業名に+きつい、辛い、やめたいなどネガティブな言葉を入れて検索
→現在その職業についている人が何に不満やストレスを抱えているのか知ることができる
(ポジティブな内容を調べるのもOK)
・実際に働いている人に話を聞く、自分で体験してみる
考えられるできるだけたくさんの項目をあげてください。

2.1の中から自分が苦手・不得意なことにチェックをつけていく

3.1と2を繰り返す。

この作業を行うことで、できるだけストレスが少ない、自分にあった職業を選択していくことができると思います。

苦手と普通にできることが半々でも、自分はこの職業をやってみたい。
苦手なことの方が多いけどやってみたい。
そう思うのもとてもいいことです。
アルバイトやインターンシップなど、やってみてダメだと思ったら、自分はどの様な作業、コミュニケーションにストレスを抱えているのか振り返るのも大切だと思います。

大切なのはできるだけ具体的に細かく考えることです。

 

ポイント2

業務の具体的な内容以外に、
業務の系統とコミュニケーションの量も重要だと思います。

例えば、
・単純作業が多い、日々内容が変わる
・割と自分のペースで仕事ができる、相手や状況に左右されやすい
・デスクワーク、体を動かす
・常にコミュニケーションが必要(重要)、必要最低限のコミュニケーションでOK
など、
自分はどの様な作業が得意で苦手なのか、コミュニケーションの量や重要度はどの程度なのかも考える際のポイントになります。

 

ポイント3

また他にも仕事内容とは直接関係ない点も考慮していくと良いと思います。

・通勤に時間がかかる、かからない
・お給料が高い、少ない
・就業時間が長い(残業がある)、ない
・休みの量、シフト制
など

これらは職業が決まってから考えても良いと思いますが、自分と仕事との関係を考える上で忘れてはいけない様になるので、仕事内容以外にもその仕事、職場に着くとしたら…と考えていきましょう!

年収は低くても、残業が全くなくプライベートが楽しめるならそれでいいと考える人も、残業はあってもいいから年収が高い方がいいなど、仕事への考え方は人それぞれです。

自分は何が譲れない条件なのか、この業務が日々積み重なるとキツくなりそうだ…などとしっかりと考えていきましょう!

興味のある職業がない、そもそも自分の性格に合った職業が何なのかを知りたい。
その様な方は自己分析ツール、適正診断などを使うのもおすすめします。

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簡単ではありますが、私が経験のある看護師(病棟)で例をあげていきたいと思います。

業務内容の系統とコミュニケーション
・人との関わりがあっての仕事であり、決められた業務はあるが自分で考えての行動が必要
・行動の優先度やペースが自分が思うようにコントロールできないことが多い
・生死に関わる仕事
・コミュニケーションが非常に重要な仕事
・PC作業も体を動かす仕事も同じぐらいの量
・シフト制勤務で夜勤あり
・同性が多く、スタッフの年齢層も幅広い

具体的内容
検温、注射・点滴・採血など処置、日常生活の援助(食事、排泄、清潔などの援助)、高齢者、認知症を患っている方との関わり等
もう少し詳しい内容はこちらの記事で紹介しています。

【現役看護師】看護師になるか迷ったら看護学生の実際と看護師の業務内容を詳しく調べよう

これらのリストアップした内容を見て、得意・不得意の量を比較して見ましょう。

この作業を行うことで、最初に述べた『自分の想像とのギャップ』が少なくなると思います。

 

最後に

就職は人生においても大きな決断です。
考える作業は時間もかかるし、大変な作業ではありますが、この作業が自分の心地よい生活につながるのだと思うと頑張れそうですね。

自分はなぜ働くのかを考え、自分の苦手・不得意ができるだけ少ない、理想と現実のギャップによるストレスの少ない仕事を選択し、心地よい生活を送りましょう!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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