私は普段ブログを書いたり、Webページ制作をしたりとタイピングをすることがよくあります。
その際にタイピング音をお伝えしたく、しかし動画編集は面倒くさいと思った末、Youtubeで配信ライブをしてみようと思いました。
私は現在OLYMPUSのOM-D EM5を使用しているのですが、このカメラを使って配信ができたらと思い調べた次第です。
今回、キャプチャーボードを使用せずにOLYMPUSのカメラを使用する方法を見つけましたので、紹介します。
必要なツール
・OBS
https://obsproject.com/ja/download
・OLYMPUSのカメラ
(使用可能なカメラ:OM-D E-M1X、OM-D E-M1 Mark III、OM-D E-M1 Mark II、OM-D E-M1、OM-D E-M5 Mark II)
今回はE-M5 Mark Ⅱにて実施しました。
・カメラとパソコンをつなぐケーブル
(カメラ購入時に付属しているケーブルでOKです)
(・使用するPCによってはカメラとPCを接続するためにUSBハブが必要な場合がります。)
OBSとカメラを直接つなぐにはキャプチャボードというものが必要な場合が多いです。
OLYMPUSのカメラとOBSも直接つなぐことはできません。
しかし、このようなキャプチャーボードは1〜2万円ほどの価格でとても高価です。
今回は、このようなキャプチャーボードを使用せずにOLYMPUSのカメラをOBSで使用する方法を紹介します。
最後にOLYMPUSから公式に出ているOM-D Webcam Betaというソフトをダウンロードします。
このソフトで、OLYMPUSのカメラがウェブカメラとして使用できるようになります。
ダウンロードは以下のサイトをよくご確認の上、自己責任でお願いいたします。
https://dl-support.olympus-imaging.com/webcambeta/jpn/index.html
一眼ならではの高画質な映像を手軽に使用することができます!
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OBSでの操作方法
1.カメラの電源はオフ
2.カメラにメモリーカードをセットする
(ストリーミング中にフルタイムAFを作動したい方のみ)
3.カメラ側で撮影モードを動画に設定
ストリーミング中にフルタイムAFを利用する場合は、AFモードをC-AFに設定する
4.カメラとパソコンをUSBケーブルで接続し、カメラの電源を入れる
5.カメラのモニターにUSBケーブルの接続先を選択する画面が表示される。
” コントロール” を選択し、OKボタンを押す。
6.OBSアプリケーションを起動
7.OBSの左下、『シーン』の左下にある『+』を押し、好きな名前を決める
8.隣の『ソース』の左下にある『+』を押し、『映像キャプチャデバイス』を押す
好きな名前を入れ、OKを押す。
デバイスから『OM-D WebCam Beta』を選択しOKを押す
→これでOBSでカメラを認識できるようになりました!
映像を好きな大きさに調整してください。
9.もう一度『ソース』の『+』を押し、『音声入力キャプチャ』を押し、名前を入力。
デバイスにて選択オプションがない方もいると思いますが、そのままOKを押すと、PCのマイクを使用できるようになります。
10.Yotubeで配信ライブの準備をする
右上の『作成』から『ライブ配信を開始』を選択する
ストリームキーをコピーする
11.OBSの設定を開きストリームキーを入力する
左の配信を選択し、サービスやサーバーでYoutubeを選択し、先ほどコピーしたストリームキーを貼り付け、OKを押す。
12.OBSにて配信開始ボタンを押すと、Youtubeにて自動的に配信がスタートします!
注意点
このOM-D Webcam Betaではカメラからの映像のみで、カメラ内蔵マイクとカメラに接続している外部マイクからの音声は入力されません。
PCのマイクを使用するか、別途PCに接続できる外部マイクを使用する必要があります。
私はRODEのVideoMicroというマイクをカメラにつけて動画撮影をしてるのですが、こちらは3極の端子であり、MacBookに直接接続することができません。
そのため、カメラを望遠気味にして、いい感じに手元を映し背景をがっつりぼかしながらも、タイピングのいい音を撮ろう!と思っても、なかなか綺麗なタイピング音が録音できず困ってしまいました。
外部マイクを使用したい方は、こちらのような3極のマイク端子でも使用できる変換コードを使用するか、USB接続できるマイク、または4極端子のマイクの購入をお勧めします!
そして、もう一つの注意点として、AFが上手く反応しないことです…
C-AFに設定しているのですが、私の場合はなかなかうまく作動せず…
解決しました!!
カメラ側の設定でAFが反応するようになりました。
私のようにC-AFにしているのにAFが反応しない方は以下の設定を確認してみてください。
メニューからカスタムメニューを選択
AF/MFを選択
フルタイムAFをONにする
これでしっかりとAFが反応するようになりました!
ということで、今回はキャプチャボードを使用せずに、Youtube配信でOLYMPUSのカメラを使用する方法をご紹介しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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