【看護師転職】老健・特養施設が向かない人

 

病棟勤務の看護師が忙しさの中から転職をする際、『老健』や『特養』などの施設への転職を考えることがあるかもしれません。

今回は、実際に病棟から老健施設へ転職してみて、施設が向いている人、向いていない人はどのような人か考えてみましたのでまとめていきます。

この記事を書いている私は…
国立病院の看護師として病棟勤務。その後、介護老人保健施設へ転職。

 

老健施設が向いている人

はじめに、向いている人の特徴を簡単に紹介します。

・利用者さんの生活の場に寄り添った看護がしたい人

・個別性やコスト面なども考え、工夫した看護に興味がある人

・急性期の患者さんへの対応や医療行為が少ない現場で働きたい人
(残業が少ない施設が多い…?)

・ある程度の看護技術、知識がある

・クリニックより高いお給料をもらいたい方
⇨クリニック・施設にもよりますが、夜勤がある施設であれば夜勤手当があるため、日勤業務のみのクリニックよりはお給料が高くなる可能性が高いです。

 

老健施設が向いていない人

・長期間、同じ利用者さんと過ごすことが苦手な人

⇨急性期の病棟など、患者さんが次々と入れ替わる病棟に務めていた方には、長期間同じ利用者さんと過ごすことにストレスを感じる方もいるかもしれません。

 

・認知症への対応が苦手な人

⇨80歳代から100歳代の方が多く入所されています。
そのため、認知機能が低下されている方や、認知症を患っている方が多くいらっしゃいます。
1.2分ごとに同じ事を繰り返し言われたり、帰宅欲求を強く訴える方、辻褄の合わないような言動を繰り返される方、また時には手や足を出される方もいらっしゃいます。
そのような利用者様への対応が苦手だと感じる方にはおすすめできません。
苦手意識がなくても、どうにも対応できない心苦しさを感じることは多くありますが…

どうにも対応できないことに強く心苦しさを感じる方や、イライラしてしまうなど、自分には向いていないと感じる方は別の転職先を探しましょう。
自分の心の健康を大事にできる職場が一番です。

 

・最先端の医療行為を学びたい、実践したい人

⇨基本的に医療行為がかなり少ないです。
点滴でさえも滅多に行うことがない施設が多いと思います。
病院で必要な治療を終えてから、施設へ入所されます。
また、〇〇科の知識を深く身につけたいなどの希望がある方も、まずはその専門の病院やクリニックで働く事をおすすめします。

 

・看護を一から学びたい人

⇨施設にもよると思いますが、看護を一から学ぶ研修や新人看護師を一から指導するマニュアルがない施設も多いと思います。
病院などでは指導マニュアルがあったり、指導するスタッフへの研修などもあります。

 

・自分の看護力への不安が強い人

⇨夜勤では看護師1人と介護スタッフ数名で対応する施設も多くあります。
医師がいない時間や夜間帯など、自分の判断に任せられる事もありますので、そのような責任感に苦痛を感じる方にはおすすめできません。

 

まとめ

今回は、看護師の施設への転職について向いていない人へフォーカスを当てまとめてみました。

私は看護師の転職サポート≪登録無料≫マイナビ看護師 を利用して転職をしました。

看護師の転職には、看護師向けの転職サイトを利用する事をおすすめします。

現状に苦しんでいる看護師の皆さんが、楽しい人生を遅れるような転職活動の支えになれば嬉しいです。

 

老健と病院の違いをまとめてみました

【転職実体験】病院(病棟)看護師から老健施設への転職

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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