科学的に正しい英語勉強法!!
という記事を書かせていただきます。
実際に何をしたらいいのか、どんな風に勉強をするのが効率よく、効果的なのかと疑問に思い…
今回は英語の勉強法に関する3冊の本+DaiGoさんの動画をみて自分なりに勉強方法をまとめてみましたので、少しでも参考になれば幸いです。
今回読んだ本がこちらです。
上の2冊は以前も紹介をさせていただきました。最後の1冊はDaiGoさんが紹介されていたので読んでみました。
そして今回は、一番上の「海外ドラマはたった350の単語でできている」で紹介されている勉強方法を中心に、実際に科学的には…とうように考えていきたいと思います。
では早速。
Chapter 1 本当に必要な英単語は350個!?
この章では、SATC(SEX and the CITY)から、本当に必要な単語は350個ではないか!?という内容がかかれている章になります。
SATCの全話に出てくる総英単語数はなんと…??
12,088個!!
おっ多い!?のかな??でも、今から12,000個の単語を覚えなさい!っと言われると、まぁ確かに「はい!喜んで覚えます!」とは即答できない数ですよね…
しかし、なんとこの12,088個のなかで5000個以上は1度しか出てこないということでした。全単語の60%は1~2回しか登場しないと。そして、全セリフで調べられたところ、この1度だけしか登場しない単語の割合は全セリフ中1.9%だったと。これは50個に1個のペースで何らかのレア単語に出会ってしまう計算になるそうです。
そこで、筆者さんはこのめったに使われないレア単語は覚えなくてもいいのではないかということでした。
それならば、どんな単語がよく出ているのかと調べられたところ、2,000個の単語があればSATCのセリフの90%をカバーできる!と、さらに、100回以上登場する単語が335個、1,000回以上登場する単語が49個だったと。
つまり
SATCの全セリフの約80%がたった350個の単語からできている。
ということでした。
単語の数だけでみると、中学校で触れる単語の数は7128語、これはペーパブックの洋書で言うとわずか24ページ分にしかならないそうです。
しかし!とりあえず、覚えていく単語としては、上記にある350個の単語から優先的に覚えていく方が効率がよさそうですね!
☆基本単語だけではつかえない!?☆
ちなみに、注意しなければいけない所として、前置詞の存在があるということです。実際に動詞と前置詞の組合せまで覚えようとすると、とてつもない数に…
Chapter 2 正しい英会話学習法
この章では英会話を身に付ける2つの塔として、リスニングの塔・スピーキングの塔にわけられています。
その中で、「まずはスピーキングの塔に力を入れよう」との文字が…
他の本の情報によると…
基本的に、英語はリーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4つのスキルに分けられ、その中でも
レセプティブスキル:リーディングとリスニング
プロダクティブスキル:スピーキングとライティング
に分けられる。さらにレセプティブ→プロダクティブと勉強していくのがよいと書かれていました。
あれ…??
となりましたが、350の本を読み進めていきますと、リスニングの塔・スピーキングの塔どちらも同時に進めていくが、現在どちらも同じレベルであるなら、スピーキングの塔から始めるといいと。なぜなら、スピーキングの塔は短期戦向きでありやればやるだけ効果が出る!から。リスニングは長期戦です、ということでした。
Chapter 3 短期間でスピーキング力をレベルアップ!
そして、スピーキングの塔のLevel1を見てみますと、やるのは1秒英作文。つまり、基本的な単語や文法を学びましょう!ということでした。
この筆者さんがおすすめされていた瞬間英作文のおすすめ本はこちら
そうですよね、まったく単語や文法がわからないとどうにもならないですもんね。そして、ここでは着回しフレーズという言葉も出てきていました。つまり、フレーズ暗記をすることで、いろいろな文に発展させていきましょう!とうことですね。
ちなみに、リーディングを鍛える方法として、サイトトランスレーションというものがあり、チャンクといって、意味の塊ごとに分けて読んでいくという方法があります。このチャンクをうまく分けられるようになり、何度も読み重ねていくことで、フレーズ暗記にもなるということでした!
スピーキングのLevel2では1秒Q&A、Level3では自分フィルター英作文として、自分の気持ちを伝えらるようになると、そしてLevel4では日常会話で使用される、思いやりのあるフレーズを覚えていこう!ということでした。
フレーズ暗記にはこちらをおすすめされていました。
実際に学習法のポイントとして、精密性というものがあり、要約し自分の言葉に置き換える力、関連付けが大切ということでした。確かに、Q&Aや自分フィルターは自分を中心に英作文を行うわけですから、上記の2つのポイントもばっちり抑えることができていますね!
そして、スピーキングの塔は終了…
おっと!スピーキングの塔といいながらも実際は話してはいような…笑
このスピーキングの塔は主に文法やフレーズ暗記でしたね!確かに、これだと気合を入れて頑張れば割とスムーズにレベルアップしていけそうですね。
ちなみに、科学的には、文法はやるにしてもそこまで時間を使わない。その分をアウトプット訓練に費やした方が有益ということでした。
DaiGoさんがおすすめされていた文法学習に向けた本がこちらの2冊
大西泰斗のイメージ英文法―English Brain Force(DVDブック)
☆英語の勉強はコツコツより集中!?☆
科学的には、毎日ひとつ、英会話のフレーズをコツコツ覚えていくという勉強法よりも、休日に集中して1日で20個のフレーズを覚える方が効果的だそうです。
1時間×100日よりも、5時間×20日の方がいいようです。
勉強方法には集中学習と、分散学習がありますが、理解を深めたいときは集中学習、記憶を定着させたいときは分散学習がいいというこでした。やはり、文法を勉強するなど、理解が必要なものは集中学習が向いているようですね!
Chapter 4 100%リスニングを身に付ける方法
まず、リスニング力=語彙・文法力×瞬間理解力×音を聞きとる力だということでした。
語彙・文法力、音を聞きとる力はそのままですね。瞬間理解力は英語のセリフが話される速度でパッと瞬時に理解できるか、ということでした。ここで大切なのは、文章を後ろからではなく前から、日本語に置き換えることなく、ネイティブが話す速度でパパパっと意味が理解できるかどうか。少しぐらい単語を知らなくても話の流れから内容を予測し、相手の言いたいことを理解する力と言うことでした。
これは上記でも紹介しましたが、まさにサイトトランスレーションですね!
リスニングの塔Level1では語彙力・文法力を上げようということで、
①350個の会話基本単語を覚える。
ここではどんなシーンでこの単語が使われるかを想像しながらと、つまり関連付けですね!また出てきました!!
また、語彙力を増やすには数も大切であるが、深さが大切!”depth”という考え方があります。たとえばBookは本という意味ですが、Bookingで予約という意味になるなど深さを学んでいくといいようです。
②文法をおさらいする。
絶対必須として、SVC、SVOなどの基本5文型、動詞の基本的な変化(過去形。3単元・未来形・進行形・完了形・助動詞)、5W1Hの疑問詞の使い方。
必須として、前置詞のルール、名詞節、副詞節の作り方、関係代名詞が挙げられています。
こちらの本はかわいい絵とともに視覚的にも英文法、または前置詞を学ぶことができそうでおすすめのです。
スピーキングの塔で瞬間英作文を行っていれば、ある程度はすでに身に付けていそうですね!0からのスタートではなさそうです。
☆英単語はなんども書いて覚える必要はない!?☆
科学的には簡単なこと、基本的なことを繰り返す勉強法は残念ながら効果がないことがわかっています。大切なのは、限界まで脳を使うこと、つまり忘れる前に復習をすることははよくない。知識を定着させるには、思い出そうとして努力するプロセスが必要!
リスニングの塔Level2では英語字幕を多読していきます。日常会話などが多く出てくる、基本的には難しい単語が多くないドラマ(刑事ものや医療ものではなく…)を英語字幕で見て多読をして行きます。
なぜリスニングで多読かというと、優しい英語を大量にインプットすることを、目的とされています。
そしてDVDを使う利点として、映像があることでイメージで感覚的に捉えることができる、英語をナチュラルスピードで読める(読まされる)。そうすることで、英語を英語のまま理解する力が見につく=瞬間理解力を高め、英語脳を作ることに繋がります。
ちなみに海外ドラマはNetflixやHulu、U-Nextなどで、英語字幕で見ることができます!
筆者さんは、SATCやフレンズ、フルハウス、ママと恋に落ちるまでなどをオススメされていました!
☆効果的な多読の条件☆
科学的には多読を行うことで効果がでるのは、文章中の98%の単語を知っている場合だけという結論が出ています。すると、SATCだと350個の単語では約80%ほどなので、実際には効果が十分かわかりません。
しかし!この英語字幕を多読するのは”多読”だけが目的ではなく、上記にもあるように、イメージをつかむことや瞬間理解力を高める効果を狙っての字幕多読です。足りない18%まではいかないかもしれませんが、映像があることで、この差を少しは埋めることができるのではないでしょうか?
また、自分の語彙力のレベルから、98%の教材を選ぶ方法として、レクサイル指数というものが役に立ちます。
レクサイル指数とは英語の読解力を客観的に測定するツールとして開発された指標で、英文に使われている単語数や難易度、構文の複雑さなどを総合的に数値化したものです。こちらはTOEICのリーディングスコアから、自分のレクサイル指数を求めることができますので、ぜひ興味がある方は調べてみてください。そして、アマゾンではレクサイル指数から英語の本を検索できるようになっていますのでよかったらこちらも利用してみてください。
そして、字幕のスピードについていけるようになったら、次のLevel3では字幕と音がぴったりと合って聞こえることを目標にしていきます。
ここで登場するのがフォニックスです。知らない音は聞きとれないし、話せない!ということで、フォニックスを学んでいきます。
インターネットで調べると、フォニックスの一覧はすぐに出てきますし、さらにYoutubeなどの動画で口の形や実際の音を聞きながら勉強していくのがいいようです。
そして次は!字幕シャドーウィングが登場!DVDを使って字幕を読みながらシャドーウィングを行います。そして慣れてきたら、字幕を消してシャドーウィングを行っていきます。
シャドーウィングを行うことで、①耳が英語を追いかけるようになる。②速い英語の音が聞き取れるようになる。③発音がよくなるという効果が期待できます。
また、今までは英語を聞きとるだけの受け身の状態であったものが、シャドーウィングを行うことで攻めの状態へと切り替えられます。
つまり!レセプクティブ→プロダクティブへと変化していきます!
ここでの注意点として、1つひとつの英語の音が全く理解できていない状態でシャドーウィングを行っても、日本語の音をベースにした発音になってしまい効果は激減してしまうそうなので、あくまでもフォニックス→シャドーウィングの順番で行うことが大切みたいです。
そして、リスニングの塔最後のLevel4
こちらは目標をずばり「字幕なしでDVDを楽しむことができる」ことです!
ここでの学習方法はディクテーションです。ディクテーションとは英語の書き取りです。
ディクテーションの効果として、
①自分が聞き取れない理由に気付くことができる。
理由がわかれば単語を増やすべきなのか、リエゾンになれるべきなのか、理解速度を上げるべきなのか、自分の弱点を知ることができます。そのため、ディクテーションはノートを使用することをおすすめされています。
②予測力、想像力を高めることができる。
ここでの目標を思い出すと、字幕がなくてもDVDを楽しめること。つまり、100%聞きとれなくても、聞きとれない部分を想像して補うことができればOKなんです!また、映像を使って言えるので、言語以外の情報からも意味をくみ取るのもポイントです。限界まで聞いて、考えて、今までインプットした情報の中から補っていくということですね!記憶の定着で大切なアウトプットがここでも登場します!
☆おすすめのディクテーションアプリ☆
もちろん、上記したあるように、ノートに取ることが大切なのはわかりましたが、移動時間やちょっとした時間にもディクテーションしたい…という方におすすめのアプリがありました!
こちらは単語を選択していくパターンや自分で単語を打ち込むパターンなど、自分のレベルに合わせて、ゲーム感覚で楽しむことができるのでいいですね!
これで、スピーキングの塔、リスニングの塔終了です(*´▽`*)
そして振り返ってみますと、
スピーキングの塔は主に文法やフレーズの学習
リスニングの塔もLevel1~2はリーディング、
Level3~4あたりではリスニング→スピーキングに変化していきます!
つまり、何度か出てきていますが、文法や語彙力をある程度固めたうえで、
レセプティブスキル→プロダクティブスキルと学習していくことになり、科学的にもほとんど理にかなった勉強方法ではないでしょうか!?(‘◇’)ゞ
これで、私の勉強方法は固まりました!!
まずは日にちを作って、集中学習で文法や単語を覚えていくことと、毎日海外ドラマを1本(20分程度)見ていく(読んでいく?笑)ことから始めていきたいと思います!!
目指せ!字幕なしの海外ドラマ!
と今回は今までで一番長い記事になってしまいましたが(*_*)
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました(*^^*)
まとめ終わると、自分のやるべきことも明確になったような気がします!
ゆるりと楽しみながら頑張っていきたいと思います(*´▽`*)
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